林英樹の演劇手帖

OPEN THE DOOR
世界は劇場、演劇は冒険の旅


(高校生のころ〜高校1年までは進学校でトップ3の成績でしたが、
高校2年の時、受検や大学に疑問を持ち、学問ではなく別の道を探し始めました)


個人プロフィール


ー記録ー
海外での活動記録

欧州滞在記(1999-2000)

ユージェニオ・バルバ・リポート
世界演劇のカリスマ、バルバとの出会い

演出ノ日誌(2005-2010)

演劇ワークショップ記録集(2002ー2007)




足跡(あしあと)
1980年代
演劇集団アジア劇場、代表・劇作・演出
精力的に劇団活動&創作活動を行った20代

代表作『フーレップ物語』(27歳)

1990年代
―30代〜―
世界は劇場、演劇は冒険の旅
劇団活動、劇作を30歳で中止、世界が気になり〜

(イタリア、コロセアムにて)


冷戦終結、激動の90年代
公演、ワークショップ、国際会議、リサーチなどで活動した地域、国
1990年代の10年間、たくさんの国でワークショップや公演などの活動を実施。

1989
ベルリンの壁が壊れ、東西冷戦体制が終結した1989年
世界中の人々はこれから世界は良い方向に行くだろうと期待した。
本当にそうなのだろうか?

日本では昭和が終わった。
日本の演劇と距離を取った活動を開始していたが、
日本の「外」で自分が培ったものを試してみたい
そう強く思った。そして、
1991年から頻繁に海外でワークショップや上演を開始する。

1991
フランス

1992
フランス、スペイン、イギリス、カナダ、アメリカ、

1993
フランス、イギリス、ベルギー、ドイツ、ポーランド他

1994
フランス、ハンガリー、オーストリア、デンマーク、
ポーランド、ドイツ、スウェーデン、チェコ他

1995
ベネズエラ、アメリカ、フランス、チェコ、韓国

1996
ペルー、ブラジル、アルゼンチン、アメリカ
フランス、クロアチア、オランダ、ドイツ
フィリピン、シンガポール、バングラデシュ、タイ、韓国他

1997
フランス、オランダ、ポーランド、韓国、中国

1998
フランス、オランダ、イギリス、ギリシア
チェコ、マレーシア、中国

1999
フランス、オランダ、クロアチア
イタリア、イギリス、マレーシア他

2000
フランス、オランダ、ベルギー、イギリス、ドイツ
ボスニア・ヘルツェゴビナ、クロアチア、イタリア、オーストリー他

2001
フランス、オランダ、ベルギー、デンマーク


グロトフスキーの盟友ユージェニオ・バルバと語りあう(イタリア・ボローニャ 2000)


1999
1999年、日本でプロデュースした出演者40人規模の大きな企画『カサンドラ』が公演中止となる。
旧ユーゴスラビアでの体験とギリシア悲劇の登場人物で、
未来の悲劇を予言するカサンドラを重ね合わせた、
重層構造の<構成型演劇>となる予定だったが、
公募で集まった日本人出演者の理解を得られず、本番直前中止。
プロダクションを解散し、7人規模の有志による試演会に変更して上演。



(1999 ギリシア悲劇を現在形で再構成した構成型演劇、公演中止)

その直後、同時並行してクロアチアで予定していた現地共同製作公演『デズデモーナ』
コソボ独立をめぐって介入したNATO軍のセルビア空爆のあおりを受け
受け入れ先であったフェスティバル自体が中止となり、実現困難な事態に直面した

が、紛争渦中にあっても何とかこの企画を実現させたいと熱心に動いてくれた
現地の企画参加俳優陣の必死の努力で奇跡的に公演を成功させることになった.



2000
20世紀から21世紀への変わり目の1999−2000の一年間、
日本を離れヨーロッパに滞在する。


2005
2005年〜2010年、講師を勤めていた東京アナウンスの教え子たち、
ワークショップに参加するメンバーを集団化し、
デバイジング創作を行う。


<ブリコラージュ>形式による作劇で、
重層的な<構成型演劇>を追求。


稽古場内にこもり、ゼロ年代はひたすら「陣地戦」に徹する。
『カサンドラ』の「挫折」から11年、内省的な活動を続けてきた。
その間に俳優の養成と、集団創作の方法の確立、
様々に発展可能な上演作品の母体となる作品雛型、
身体と声の両輪を軸にした俳優養成の基本訓練法の確立を行う。


2011
2011年、稽古場から外に踏み出そうと動き出した時、
3.11に出くわす。
海外戯曲の翻訳・上演・出版事業プロデュースをはじめ、
国際演劇交流関係の仕事を再開する。


2015
ちょっとずつ前へ・・・



一緒にパフォーマンスをしたイタリア人俳優たちと(イタリア2000)


フランス・ブゾンソン大学でのワークショップ 2000


ロイヤルコンセルバトワールでの授業 (オランダ・2000)



『デズデモーナ』 上演テクスト・構成・演出林英樹
クロアチア人俳優による国際制作版(クロアチア国立劇場1999)



ピーター・ブルック長年のパートナー、マリー・エレンが参加したワークショップ
(ロンドン、ナショナルシアタースタジオ 1999)



ロンドン ナショナルシアタースタジオでのワークショップ 1999



南米でのワークショップ ベネズエラの新聞インタビュー記事より 1995



◆◆◆


『ヒロコ』 
構成・演出 林英樹 2010


『マテリアル/糸地獄』
構成・演出林英樹 2009



『ジュリエット/灰』
構成・演出林英樹 2008




コラム(2005−)

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アルバム散歩編
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